「フェムテック」「フェムケア」をご存知ですか？
フェムテックとは、「女性（Female）」と「技術（Technology）」を組み合わせて作られた言葉で、月経や妊活、産後ケアや更年期など、女性の心身の特性に特化したヘルスケアのこと。
一方、テクノロジーに依存せず、さまざまな方法でケアする製品・サービスをフェムケアと呼びます。
どちらも目的は、女性のライフステージにおける身体の変化や心の不安を緩和すること。
フェムテック、フェムケアは、大きく6つのジャンルに分類されます。
「我慢するもの」 から 「社会全体で取り組む課題」 へ
海外では以前から注目されていたフェムテック・フェムケアですが、日本ではまだまだ「人に話すのは恥ずかしい」「我慢するもの」という意識が根強く、女性特有の健康の話題は公に話したり、ケアすることがタブーのように思われてきました。 しかし近年では、女性の社会進出やSNSの発展、多様性の推進によって、社会の意識が変わりつつあります。 SDGｓ課題にも深く関わる分野として、国や自治体、企業が支援を開始するなど、社会全体で課題解決に取り組んでいます。
代表的な “人に言いづらい”女性の悩み
「人に相談できない」という悩みで多いのが、デリケートゾーンに関すること。 ニオイや蒸れなどのほか、実は意外と多いのが乾燥の悩みです。若い世代であれば体質のほかストレスや緊張が、更年期になると女性ホルモンの減少などが一因となって、膣や粘膜の乾燥による抵抗感や違和感、刺激による痛みなどの悩みを抱えている女性は少なくありません。 最近では、デリケートゾーン用のケアアイテムが次々と開発されています。 これからは我慢するのではなく、顔をケアするのと同じようにセルフケアをすることによって悩みを減らし、心地よい毎日を送りましょう。
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